四方を囲って、結界を作ります。囲いは、何でもかまいません。線を引いても、ひもで作ってかまいません。あるいは、四方に棒を建てたり、物を置いてもかまいません。とにかく、結界を作ります。
四方の角は、正確に東西南北に向いていなければなりません。
結界を作ったら、先ず内部を掃き清めます。その後に、四方に塩を盛ります。
そして、東向きか、南向きに祭壇を作ります。
祭礼は、基本的に内なる神を呼び招き、自己と対面する儀式です。
祭壇に向かってただ、ひたすらに、神を念じ、瞑想します。自分が、そこに神が降臨されたと自覚したら、祭壇に向かって礼拝します。
祭礼の場には、偶像を持ち込んでは成らない。自分が、常日頃何を礼拝の対象にするかは、それぞれの信じるままにすればいいと思います。ただ、祭場、霊場には、偶像を持ち込んではいけません。祭場・霊場は、偶像を崇拝する場所ではありません。自分と自分の内なる神が対面する場所なのです。そこに必要なのは、ただ、象(形)です。そして、鏡です。
重要なことは、清浄さを保つと言う事と自己と向き合うという事です。
祭場・霊場