神について思う
一人では生きられない
無人島に漂流し、一人で生きていかなければならなくなったのなら仕方がないが、現代社会では、人は、一人では生きてはいけない。
人は、助けあわなければ、生きていけないように経済はできている。それは人だけでなく、国家も同じである。
一国だけが繁栄できるようにはできていない。それが神の意志なのである。
自分一人、自国だけで成り立ちはしない。
確かに、全てが同等という訳ではない。しかし、極端な格差や生活水準の差は、一定の水準に収斂していこうとする力が働くのである。
強きを挫き、弱きを助ける。豊かなるものは貧しいものに分け与える。それが真(まこと)。神の真。
極端な規制緩和は、市場の規律を乱し、結果的に市場の寡占、独占を招き、あるいは、保護主義をよぶ事になる。
公平、公正な取引を実現するためには、統一的なルールを築く必要がある。
国を統一する為に、他国に対する敵愾心を煽り、憎しみや恨みを増幅する事は、神に背く事であり、百害あって一利ない。
神の本質は、愛であり、許しなのである。
神は、助け合い分かち合う事を求められている。
神の真のために戦うのである。神の真は、人力では、いかんともしがたい。
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