神について思う

世界を救えるのは、神のみである。



世界は、神にしか救えない。
神のみが世界を救う事ができる。

戦争は人が起こす事で神が起こすわけではない。
戦争の惨禍の責任は、人にあるのであり、神にあるわけではない。
神を信じようが信じまいが神に影響があるわけではない。
信仰の為に争うのは人であって神故ではない。

争いを起こすのは人である。

憎しみや、啀み合いの結果をなぜ神の性にする事ができるのであろう。
憎しみいがみ合うのは人である。

争いの原因は人であって神ではない。

太陽は、人を選んだりはしない。
水は人を選んだりはしない。

確かに、紫外線に弱い者や水の合わない者もいる。
しかし、それは、人の問題である。

太陽や水が人を選んだわけではない。
環境が悪化し人が住むのに適さなくなったとしても、それは人の問題である。

予言者も、哲学者も、聖人も、賢者も、科学者も、先駆者も、権力者も、偉大な教師も、大統領も、帝王も、教祖も、富む者も、貧しき者も、罪人も、大人も、子供も、軍人も、英雄豪傑も、病弱な者も、奴隷も、皆、等しく、神の前では一個の人間である。
神の前では、人は人としてしか生きられない。

神の前では、人は皆、一個の人間に過ぎないからこそ神によって世界は救われるのである。
神によって救われる希望があるのである。

偉大な預言者の多くは、迫害を受け、刑死している。
先駆者の多くも世に受け入れられる事なく、非業の最期を迎えている。
どんな偉大な賢者も英雄豪傑も不死身ではいられない。
老い、病に倒れ、やがては死んでいく。

だからこそ、予言者の科学者も奇跡が起こせたのである。

ただ、彼らを救えるのは、神のみである。

戦争を起こすのは、人であり、神ではない。
神の名の下に戦を起こすのは方便である。




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