2013年10月23日 11:07:32
神について思う
謝る。詫びる。
今の日本人はすぐに謝る癖がある。
中には、謝ってばかりいる人がいる。
逆に、謝らせようとばかりする人もいる。
すいません、ごめんなさいと口癖のように、挨拶のように言う人もいる。
あまり謝ると誰に何の為に謝っているのか解らなくなるし、
心も卑屈になる。
社会も、学校も、家庭も、何かというと謝れ、謝れの大合唱になる。
挙げ句に、国にも謝れと言い出す。
何に対し、誰に対し、謝れと言っているのかさえ判然としないのにである。
あんまり、謝る事を強要したり、教える事は感心できない。
謝るというのは基本的に自分の非を認めた時に限る。
本心から謝るから悔い改める事ができる。
何に対して謝るのか、それは、究極的には、自分か、神に謝るしかない。
神に謝る時は悔い改めなければならない。
ただ謝ればいいというわけではない。
悔い改めなければならない。
謝るのならば心から謝り、自分の非や過ちを認め、悔い改めなければならない。
だから、本心から謝るというのは難しい。
自分は間違っていないと思っている事を謝っても意味がない。
自分が間違っていないと思っている者に、謝らせても意味がない。
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