2013年10月23日 11:07:32

神について思う

生きる喜び


 

僕は、社員の笑顔が見たくて仕事をしているところがありますね。

以前は親父に喜んでもらいたくて仕事をしていました。

自分を認め、信頼してくれる人の為に働くのが僕にとって最大の幸せ、喜びなんです。

仕事に入ると遊びとか、美味い物を食いたいというのも忘れてしまいますから。寝食を忘れて熱中する。

要するに仕事に熱中できれば良いんです。

社員や親父にどうやったら喜んでもらえるかを考えれば、社員や親父のために苦労するのは何でもない事、かえって喜びですね。

贅沢な生活なんて望みようもない。

だってどこから偉い人のように、仲間達と安酒場で仕事の話すら許されないような生き方は僕にはつまらないです。

現場の連中といつまでもワイワイガヤガヤと生きていきたいですから。

美味い酒なんて仕事を達成した時に仲間と飲む酒以外にないですからね。

高い酒なんてケチなものですよ。

本音で言うと家内が仕事で喜びを得て欲しいですね。

僕は、家内の笑顔が見たいところがありますからね。

でも、仕事は苦痛だと言いますからね。

それが寂しいですね。

結果なんてどうだって良いんです。

達成感を得る喜びを知ったら結果は結果ですね。

何でも良いからやり遂げる事ですよ。

泣いたり笑ったりしながら。

僕はだから社員の笑顔が見たいんですね。

それが僕の達成感ですね。

それだけですよ。それだけで十分幸せです(笑)



僕は、この会社に来る時、ぜったいに親父の批判や悪口は言わないと心に決めてきました。

なぜなら、一番辛い思いをしているのは、自分の部下ですから・・・。



おわかりだと思いますが、オーナーの尻ぬぐいをさせられるとそりゃあ腹がたつ事ってあると思うんです。

でも、それを言っても始まらないし、言ったらお仕舞いというか、やってられなくなりますからね。

それに片付けなければならないんだし、家内の気持ちもわからないわけではないですが、僕からすれば言っても始まらないと思うんですね。

それよりも前向きに捉えた方が良い。

とりあえず片付けなければ先へ進めないんですから。

恨み辛み言っても仕方ないと思うんですよ。

特に、僕の場合、実際に片付けるのは部下ですからね。

僕が愚痴をこぼしたら、部下がかわいそうですよ。

 

自分が、泣き言を言ったり、上を批判したら、自分の部下が耐えられなくなる。

もし、親父に忠告するとしたら、斬って捨てられる覚悟をして自分が面と向かって言う。

それが男の美学です。

島田さんは実践されたと聞きます。その覚悟なければ、仕事に着手する事はできません。

いつも自分に言い聞かせてきた人は、泣き言は言うな最初に覚悟した事だろと・・・。

そりゃ言いたい事や腹がたつ事はあります。

でも、そこは男は黙ってという事です。

それは、はたからなんと言われても男の美学です。

その男の美学のわかる男が最近いなくなりました。

僕は、最近の女はかわいそうだと思います。

なぜなら、男が惚れるような男がいなくなったからです。

僕は、島田さんに男の美学を感じるのです。

それも日本男児の。今のご時世、その男の美学を惨めなものにしてしまいますからね。

僕は、最後は一人になると覚悟してます。

家内に男の美学を語ったところで息子に語ったところでわかってはもらえないでしょうし、

また、語ればかえって惨めになるだけですから・・・。

男心に男が惚れてですね。

私は思うのです。

 

指導者は人を見る目がなければやって入れない。

おまえは見所があると言ったところで、でも、俺は人を見る目がないなんていったら誰もついてこなくなりますからね。

嘘でも、俺は人を見る目があると突っ張らなければならない。

でも最初から人を見る目がある人なんていやしない。

人を見る目を養うと言ったところで、結局、人を信じて騙され、背かれながら養うしかない。

結局、世話はない、騙されたり、裏切られたりしているのである。

騙されても、背かれても、裏切られても人を信じる。

あなたは人を信じられますかなどと言われたら、信じられるか否かではなくて、信じるとしか言いようがない。信じるしかないのである。

それが指導者である。

指導者が仲間を信じられなくなったらお仕舞いである。

 

日本人なんて糞食らえと思う事ありますよ。

恩知らずだし、恥知らずだし、意気地なしで、根性なしの役立たず。その上見栄坊で僻みっぽいときている。

でも、裏切ったり背いた者のために命を賭けて働く。それも一興ですよ。所詮、人の一生なんて自儘、勝手気儘なものでしょ。自分がよければそれで良いじゃないですか。

背かれ、裏切られたとしても自分がそれを由としたら、それも人生ですよね。




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