何を学ぶべきなのか。
 人間、自分一人では生きられないことを学ぶべきなのである。
 そして、助け合って生きる術を学ぶべきなのである。
 人は、一人では生きていけない。
 しかし、人の心はままならない。
 何を学ぶべきなのか。
 人の心を学ぶべきなのである。
 ままならぬ人の心を学んだ時、自らに克つことを学ばなければならなくなる。
 自らに克たんと欲すれば、自らを学ぶ必要が出てくる。
 己に克つためには、己の弱さを知らなければならない。
 自らに克たんとして、自らの弱さを知った時、自分の限界を知る事になる。
 自分の限界を知る事は、自らを越えた何者かの存在を知る事になる。
 その何ものかを信じ、敬い、怖れることを学ぶのである。
 神を信じ、神に祈り、神に救いを求め、神に許しを請い、神に助けを求める事を学ばなければ、生きる真実を体得することはできない。。



             

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何を学ぶべきなのか