人にとって一番大切なの、神の意志である。
全知全能の神の意志である。
真実は一つである。
それを信じる以外にないのである。
それは、一種の信仰である。
全人類の救済である。
本来、ありとあらゆる契約とは、その人自身とその人が信仰する神との間で為される行為である。
神と人との間の行為であり、
人と人との間で為される行為ではない。
故に、契約に背く事は、神を欺く事である。
人は、相手を信じるのではなく。相手の信仰心を信じるのである。
ありとあらゆる善は、その人とその人が信仰する神との間の取り決めである。
人と人とのとの決めではない。
また、自分一人の思い込みでもない。
故に、道徳に反することは、神に対する裏切りである。
人を信じるのではなく。人の信仰心を信じるのである。
ありとあらゆる宣言は、自らが自らの神にするものである。
人に向かって宣言するのではない。
自らの神に向かって宣言するのだ。
だから、宣言を違えることは、神への忠誠を違えることだ。
ありとあらゆる誓いは、自らと自らの神にたいしてする誓いである。
人に向かって誓うわけではない。
だから、誓いを破ることは、相手との誓いを破ることではない。
神との誓いを破ることなのだ。
ありとあらゆる祈りは、自らが自らの神に捧げるものである。
人の為に祈るのではない。自分の為に祈るのである。
ありとあらゆる約束は、自らと自らの神に対する約束である。
約束を破ることは、神との約束を破ることである。
人は騙せても、自分は騙せない。
自分は欺けて、神を欺く事はできない。
人は皆、最後には、ただ一人、裸で神の前に立たされるのだ。
Since 2001.1.6
本ページの著作権は全て制作者の小谷野敬一郎に属しますので、一切の無断転載を禁じます。
The Copyright of these webpages including all the tables, figures and pictures
belongs the author, Keiichirou Koyano.Don't reproduce any copyright withiout
permission of the author.Thanks.
契約について