誓いというのは、自分が、心に決めた事を、神に約束をする事です。神というのは、内なる神、つまり、誓いというのは、自分自身との約束と言い換えても、良いと思います。
ですから、誓いは、人生の節目や新たな旅立ちの時に行うといいと思います。
誓いは、あくまでも内なる神との約束です。つまり、自分自身との約束です。ですから、誓いを破ったとしても他人は、関係ありません。罰することはありません。問題なのは、自分です。自分が、許せるかどうかです。だから、誓いは大切であり、厳粛なのです。
簡単に、誓いを破っても、平気でいられるのは、自分を軽んじることです。それでは、自分を律することもできません。
自分を許せなくなったら、罪の意識から逃れられなくなります。
だから、誓いは大切なのです。
誓いは、神との約束、自分との約束を、新たにする時、に行います。
即ち、子供を社会の一員と認める時(成人式)、信仰を確認する時(入信式)、結婚する時、仕事を始める時、新しい年を迎える時、人を弔う時、家を建てる時、引っ越しする時、がっこうにはいる時、組織を結成した時、決心をする時、そういった人生の節目に、誓いを新たにするのです。
誓いを立てる時は、数日前から心身を清めるように心がけます。
食事も質素な物にします。必要ならば断食するのもいいでしょう。
また、瞑想を繰り返し、心を純化します。
当日は、身を清め、その時を待ちます。
誓いは、一人でも、二人でも、複数でもいいです。
立ち会いを置くか、置かないかは、その人が考え方です。
次に、私が置こうやり方を参考に述べます。
これは、あくまでも参考です。
私は、誓いの儀式を行う時、まず、愛と平等と自由を象徴とする三色旗を壁に貼ります。
三色旗の中心には、全ての始源を意味する、梵語の阿字を書きます。
次に、その下に祭壇を設けます。
祭壇は、三層の段違いの棚で造ります。
そして、一番上に、神の象徴である、鏡を置きます。
二段目には、自分の覚悟を象徴する剣を置きます。
一番下の棚には、自分の意志と時間の流れを象徴する、舵輪を真ん中に置き。
その前に、パン・塩・赤ワインを備えます。
私は、親しい友人に立ち会いを求めます。
友人に向かって、自分で考えた誓いの言葉を述べます。
そして、後はひたすら祈るのです。
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